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  • 執筆者の写真ソレイユ

どうして31cm以上なの?

今日はヘアドネーションについてのちょっとした疑問を解説します。

よく見るのが「31cm以上」という言葉ですよね。

私はいつも「なんで30cmじゃないんだろー」と思っていました。(笑)


ウィッグを作る際、髪の毛を半分に折った「V」の状態で植え付けるそうです。

そのため、31cmあっても実際には15cm程のウィッグになるそうです。


ソレイユが登録している「つな髪」という団体は15cmからの寄付ができます。

15cmで作るウィッグとなると、フルウィッグではなく、「インナーキャップウィッグ」というウィッグになるそうです。

頭頂部はネットのままなので帽子が必須です。

帽子の周りから出る髪が、ウィッグとなります。



実際、ショートカットのフルウィッグを作るのに、31cm以上の髪が約30人分必要らしいです。

「果てしないなー」というのが私の率直な感想でした😅


でも、「もっと果てしないなー」と思ったことが、現実にはロングヘアに憧れている女の子が多いということです。

ということは、スーパーロングヘアで寄付をしないと、ロングのウィッグはできないということですよね。


15cmでも寄付できる!という認識が広まったいま、髪をながーく伸ばす人が減ってしまったようで、ロングのフルウィッグを作るための髪が不足してきているようです。

「なるほど」って感じですよね。


それでも、ヘアドネーションというものが知られてきて、寄付してくださる方が増えたことで、多くの子どもたちに笑顔が戻ったことでしょう。

自分の髪の行方が「ゴミ」ではなく、「笑顔」というだけで、なんだかこちらも優しい気持ちになれますよね。


ソレイユでは、他の団体にも登録しようと思っています。

髪の規定などがそれぞれ少しずつ異なることや、お金の寄付を受け付けている団体もあります。


岩槻周辺でヘアドネーション登録をしているサロンが案外少なく、「近くでもできるんだ!」ということをたくさんの人に知ってもらいたいです。

このブログを読まれた方にも、響くものがあれば嬉しいです😊✨



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